2016年3月22日火曜日

【TED】革新的なことをしたいならナウイストになろう

今回のTEDトークは「革新的なことをしたいならナウイストになろう」by伊藤穣一

インターネット時代のイノベーションについてのトークです。
クリス・アンダーソンの「MAKERS」に通じる、ハードウェア製造の近況について。
講演者が取り上げる、これからのイノベーションの3つの原理を紹介します。

「引き出す力」
必要な時に必要なリソースを引き出す。

「教育より学び」
教育は百科事典を暗記するようなもの。
わからないことは都度調べればよい。
必要なのは学び方を学ぶこと。

「地図よりコンパス」
この変わりゆく世の中で、正確な地図を描いて進むのは難しい。
進むべき方向を見失わない強力なコンパスを持つことが重要。

最後に、タイトルに帰結します。
未来を夢見るフューチャリストになるのではなく、現在にフォーカスしたナウイストになるべきである。

2016年3月21日月曜日

【TED】厄介な問題を解決したい? ではトーストの作り方を説明してください

今回のTEDトークは「厄介な問題を解決したい?ではトーストの作り方を説明してください」byトム・ウージェック

トーストの作り方を図示してください。
そういわれると、意外と難しそうです。
フライパンを予熱して、バターを溶かして、食パンを乗せて、、、
(私はトースターではなくフライパン派です)
その課題に対する力作の紹介からこのトークは始まります。
当然、いろいろな作品(?)があって面白い。
掴み方が上手いなぁ。

さて本題は、トーストの作り方を分解するようにプロセスを分解していきましょうということ。
実験によると、紙とペンだけで描くよりも、ポストイット等を使って各ノードごとに見直せるようにしたほうが詳しいプロセスになるとのこと。
それをさらに、一人ではなくグループでやると抜け漏れがなくなり洗練されていくそうです。
こう書くと当たり前の話に思えますが、実際に課題に直面するとなかなか気づかないことかと。
息抜きがてら、グループワークでトーストの作り方をまとめるところから課題解決を始めてもいいかもしれません。

2016年3月18日金曜日

【TED】必要なのは10分間の瞑想だけ

今回のTEDトークは「必要なのは10分間の瞑想だけ」byアンディ・プディコム

最後に、10分間何もせず過ごしたのはいつですか。
そう聞かれれば、全く何も考えずというところまで含めるなら思いつきませんね。
常に何かが目について、何かを心に浮かべているでしょう。

現代人は自分の心を気遣わなさすぎだと講演者は説きます。

そのための対処法の一つが瞑想。

瞑想とはを止めることではなく、一歩引いて物事をとらえリラックスしたまま集中して観察することだそうです。
この「リラックスしたまま集中」というのが、わかるようで難しい。

不安を感じ始めれば、不安に集中しすぎて不安がより強調される。
そんなときはなぜ不安を呼び起されているのかを考える。
そんな風に、自分の考えていることに集中しすぎず、なぜそれを考えているのかという視点をもつ。
それが瞑想の考え方なのでしょうか。

次はもう少し具体的な瞑想法を学んでみようかな。

2016年3月16日水曜日

【TED】50万通の秘密

今回のTEDは「50万通の秘密」byフランク・ウォレン

毛色を変えて、社会実験のような話を選んでみました。
講演者は、匿名で投稿された秘密を公開するサイトを運営しています。

そこに寄せられているのは、
「カフェ店員がこっそりカフェイン抜きのコーヒーを出してやった」
といったくだらないジョークのような話から
「自殺のための遺言状を書いたけれども使わなかった」
といった重い話
「このサイトを利用してプロポーズした」
といった話まで、多種多様。

その始まりは、街頭に立って3000人に往復はがきを配るところからだそうです。
ちょっとしたアイデアを行動に移したことで、大きな流れになるという例ですね。
一見くだらなさそうでも、やってると誰かに届くこともあるかもしれない。

2016年3月13日日曜日

【TED】あなたに夢の仕事ができない理由

今回のTEDトークは、「あなたに夢の仕事ができない理由」byラリー・スミス

仕事に関するTEDを続けます。

「そこそこの仕事でいい」という「そこそこの仕事」はないと冒頭で断じています。
「そこそこの仕事」がそもそも言い訳だと。
多くの人はあらゆる想像力を駆使して実行しない言い訳をすると。

実際に様々な言い訳をユーモアたっぷりに披露してくれます。
笑えるけど、心に刺さる。

そもそも夢の仕事が見つかっていないのですが、講演者は「興味」では足りず「情熱」が大事だと言います。

結婚相手に「結婚しよう。君に興味があるんだ」なんて言いますか?

ごもっとも。

自分の人生をかけるという意味で、結婚と似ていますね。
「情熱」=「他に比べようがないほど愛情を注げるもの」

夢の仕事ができない理由は、情熱を追い求めず言い訳を繰り返すから。
自分の人生は自分の手にあるはずです。

2016年3月12日土曜日

【TED】我々の仕事の考え方は間違っている

今回のTEDトークは「我々の仕事の考え方は間違っている」byバリー・シュワルツ

何が間違っているかというと、仕事が人を作るということのようです。
産業革命後の分業は、その職種に適合した人を作る。

それは個人的に実感していることで、いわゆる大企業になると、そのシステムを駆動するための人間が育つということ。
システムを動かすためには必要ですが、ひとりのヒトとして見ると如何なものか。
会社とは、自立した人が自ずから集まったものであるほうが健康的だと思い始めています。
そのあたり、自分で納得できる人生を作っていきたいですね。

2016年3月9日水曜日

【TED】人生を幸せにするものはなに?

今回のTEDトークは「人生を幸せにするものはなに?」byロバート・ウォールディンガー

タイトルに興味を惹かれて聞いてみて驚きました。
アメリカで、75年にわたって724人の人生を追跡し続けた研究があるのですね。
そこまでして幸福とは何かを追求するのも、人間らしいというかなんというか。

その研究から得られたことは、「人生を健康で幸福にするのは、良い人間関係である」そうです。

1.孤独は命取り
周りとつながっている人は長生きする。
やはり人は一人では生きられないのですね。

2.友人の数ではなく質
知り合いが多いことより、頼れる関係や安心できる関係が重要です。

3.いい関係は身体の健康だけでなく脳の健康にも良い
確かに、いい会話が多ければボケにくいでしょうね。

一番気になったのは、「定年退職後に一番幸福な人は、新しい仲間を自ら進んで作った人」というくだり。
まさに自分の親がそのタイミングなのですが、、、良い人間関係を作れたらいいのですが。
久々に連絡してみようかな。

2016年3月8日火曜日

【TED】好きになる仕事はどうしたら見つかるのか

今回のTEDトークは「好きになる仕事はどうしたら見つかるのか」byスコット・ディンズモア

「なぜ今の仕事をしているの?」
冒頭の質問に答えられませんでした。
ほんと、なぜなのだろう。。。

好きになる仕事を見つけるには、3つ柱があるとのこと。

1.自分を理解すること
まずは自分固有の強みを見つける。
そして、自分が決断する基準は何か見つける。

2.限界を決めないこと
人が行動しない理由は二つ。
自分にはできないと思うことと、周りの人に無理だと言われること

3.環境に身を置く
情熱的な人々の中に身を置く。
無理だと思うことをやり遂げる一番の早道は、すでに成し遂げている人たちの中に身を置くこと。

正直、目新しい内容でもないと思います。
でも、それを行動に移せてないので聞き飽きたなんて言えないですね。
まずは自分を見つめなおすところからか…

講演者の経験を例に語られ、17分と長いのもあっという間でした。
ただ、常に動いているのが気になりました。
もう少し足を止めたほうがいいかと思います。
でも自分が喋るとしても、おそらくフラフラしてしまうだろうなあ。

2016年3月6日日曜日

【TED】人を惹きつける話し方

今回のTEDは「人を惹きつける話し方」byジュリアン・トレジャー

人前で改まって話すとなると、どうしても苦手意識が立ちます。
どもりがちになったり、「あー」「えー」が多くなったり。
対して、この講演者はさすが、一言目から堂々とした声色と口調に引き込まれます。
話の組み立ても緩急・強弱の使いこなしがうまいですね。

中でも「のどという道具箱」という表現が好きです。
その中身は、「声域」「声色」「韻律」「ペース」「音高」「声量」
それぞれの例が面白く、飲み込みやすい。
最初の突然の裏声とか、変な癖での喋りだとか。

最後の締めもロマンがあります。
「もし私たちが意識的に目的にふさわしい環境で力強く話せたら、世界には音が美しく響き、そこでは相互理解が当たり前になるでしょう」
そんな世界の住人になりたい。

2016年3月5日土曜日

【TED】子どもたちが成し遂げた「バリのレジ袋廃止運動」

今日のTEDは「子どもたちが成し遂げた「バリのレジ袋廃止運動」」byメラティ&イサベル・ワイゼン

二人は10歳と12歳でレジ袋の廃止運動を始めたそう。
100万人の署名を集めたり、ハンガーストライキをして知事とかけあったり。
最終的に2018年までに完全廃絶する宣言を出すことになったとのこと。
素晴らしい行動力です。

さらに、プレゼンがうまい。
若いのに堂々とした語り口。
プレゼンの組み立てもかなり練られていてユーモアも適度に組み込まれている。

以下、抜粋
「すごい人について学んでいるが、すごい人になるのに大人になるまで待つ必要はない」
「ただ故郷がレジ袋に埋もれて窒息するのを防ぎたかった」
「子どもは世界の25%に過ぎない、けれど未来を100%担っている」

最後にスタンディングオベーションになるのもわかります。

2016年3月2日水曜日

【TED】何も無い場所へ行ってみようby荘司 哲

本日のTEDは「何も無い場所へ行ってみよう」by荘司 哲

講演者は何もないと言われた浜松で「卵かけご飯を作る旅」を行ったそう。
醤油と卵と米、地元の生産者のお話を聴きながら作る卵かけご飯は美味しそうです。

最近、地方創生というテーマが気になっているのですが、まずは地元を楽しむのが第一歩かなと思いました。
私も自転車で知らないエリアを走ることがあります。
そうすると意外なところで、いちご狩りをやっていたり、牧場で牛乳やヨーグルトを作って売っていたりといろんな発見があるものです。
ぽろぽろと点在しているそれらを線で繋げれば、面白いことになるかもしれません。
次は何かテーマを決めて、地元を探してみようかな。

2016年3月1日火曜日

【TED】やる気に関する驚きの科学byダニエル・ピンク

3月もまだまだ仕事の都合で仮暮らしが続きます。
場所を問わずにできることといえば、やはりネット上の行動ですかね。
ということで、今月のチャレンジとして1日1TED鑑賞を掲げてみますよ。

まず初日は有名どころの「やる気に関する驚きの科学」byダニエルピンク

要約すると、
従来の外的報酬(金銭等)は単純労働には効果があるが、現代の問題解決のようなクリエイティブな労働には寧ろ逆効果。
効果が高いのは内的動機づけ(自主性、成長、目的意識)である。

18分と短くないプレゼンですが、引き込まれてあっという間でした。
内容が興味深いのに加えて、要所要所に散りばめられたユーモアが適度にリラックスさせてくれます。
口調にちょっと熱が入りすぎかなとも思いますが。
最初のアイスブレイクのためのロースクールの話、それを拾って「陪審員のみなさん」と語りかけるといった話の組み立て方は面白いと思いました。

2月のチャレンジ

近頃、体が緩んできたので、2月のチャレンジは30日スクワットとしました。
頻繁に出張があってスポーツを継続するのが難しい。
またビジネスホテルの限られたスペースでも実行可能なものということでセレクト。
スクワットを初日は1日50回、2日目は60回、3日目は70回、4日目を休んで5日目80回、、、と徐々に増やしていって最終30日目は250回。
ま、2016年2月は29日間なので、1日オーバーしますね。

さて、本日それを終えたのですが、、、うん、実感はあまりない。
強いて言うと、階段を上がるのが楽になりましたかね。
ともあれ足腰を鍛えて損はないので、緩まないように回数は抑えて続けていこうかと思います。