最後のほうは勢いに乗って読み切りました。
英語の文章でも、クライマックスは引き込まれますね。
とはいえ、読み切るのに合計25時間ほどかかりました。
全体の流れは、意外と映画と同じ。
ボンド映画はもっとアレンジしまくっているのかと思ってました。
重要なポイントである、
・カジノで一度負けて相当な敗北感を味わう
・最後にボンドが冷徹なスパイとして完成する
というあたりはそのままでした。
映画との相違点としては、
・ヴェスパーの人物描写が少ない
・アクションシーンが少ない
・ボンドの心がかなり折れかける
といったところでしょうか。
映画のほうは、原作をベースにロマンスとアクションを大幅に増やしてますね。
エンタテインメントとしては、映画のほうが楽しめます。
というか、映画の下敷きがなければ、原作は楽しめないかも・・・
英語の学習としては、やはり向いてませんね。
単語が特殊で、表現が古い(英和辞書で調べると「やや古」となっていたり)のがネック。
次は、もう少し日常的なテーマの本にしようと思います。
現代の恋愛物あたりがいいでしょうか。